ホリスティック栄養学とストレスケア

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ビタミンの推奨量を摂っていても不足する?最高の健康のための栄養摂取量とは

ホリスティック栄養学ですすめる、最高の健康(オプティマルヘルス)を得るために必要な1日の栄養素量は、日本の推奨基準を大幅に上回ります。

オプティマルヘルスのための摂取量の考え方を、国のガイドラインやビタミン欠乏に至る段階などをふまえて、見ていきましょう。

 栄養素は推奨量を確保できていれば安心? 

栄養素は推奨量を確保していれば安心?

栄養素は推奨量を確保していれば安心?

日本で摂取栄養素の種類や量の基準とされるのは、おもに、「日本人の食事摂取基準(厚労省)」と、「日本食品成分標準表(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会)」です。

日本人の食事摂取基準は、エネルギーや各栄養素の摂取量の基準を、日本食品成分標準表は、食品に含まれる栄養成分の含量が記載されています。

では、これらの基準を守って推奨量を満たした食事をしていれば、最高の健康、オプティマルヘルスを得られるでしょうか。

国としては、脚気や壊血病など古典的欠病症を蔓延させるわけにはいきませんから、まずはそれらを防ぎ、国民が病気にならないレベルとして栄養素の基準を設定しています。

いわば、ミニマムヘルス(最低限の健康維持)のための基準ですね。

しかし、国が定めた推奨量を摂取していても栄養素の潜在性欠乏を引き起こすことはありますし、栄養素が潜在性欠乏状態の時に生活習慣病がひそかに進行することも分かってきています。

では、実際に、栄養素が欠乏しているとどのようなことが起きるのでしょうか。

 ビタミン欠乏レベルとは 

栄養素の欠乏と一口にいっても、欠乏症にいたる段階があります。
微量栄養素であるビタミンの、欠乏症にいたる段階とその症状をみていきましょう。

ビタミン不足-第1レベル
組織の中のビタミンの蓄積が減り、尿への排出も減ってきます。

ビタミン不足-第2レベル
ビタミンを必要とする酵素の働きが低下してきます。まだ、ここまでの段階では、何の自覚症状なし。

ビタミン不足-第3レベル
不眠、イライラ、食欲不振などの生理学的な影響や行動への影響があらわれてきます。ビタミン欠乏の特定の症状としてあらわれるわけではないので、なんとなく具合が悪い・・。体調がが気になって病院にいっても、「特になにも問題ないですね~」といわれる段階です。

ビタミン不足(欠乏)-第4レベル
明らかなビタミン欠乏…脚気、壊血病という古典的な欠乏症が起こってきます。

そして、最終段階
●ビタミン不足(欠乏)-第5レベル
組織の損傷も進み、死に至る…。(怖いですね~~ )

これら5段階のうち、推奨量は基本的に第4レベルを予防するものと考えられます。最高の健康を手に入れるには程遠いといわざるをえません。

もちろん、ホリスティック栄養学では、第1レベルのビタミン不足からの予防が基本です。

 栄養素の必要量は個人個人で異なる 

栄養素の必要量は個人個人異なる

テレビをみていると、よく、「1日に必要なビタミンCは、みかん4個食べれば補えます」などと、いっていますよね?

これは、ビタミンCの推奨量(100mg)をベースにしています。人によっては、あるいは状況によっては、みかん4個でビタミンCの必要量は満たされるかもしれません。

しかし、ビタミンC100mgでは、低いレベルの健康さえ脅かす可能性があるのです。

例えば、1日たばこ4本吸えば、みかん4個程度で補ったビタミンCはゼロになってしまうとか、ストレス多い現代人のビタミンC消費量が激しい、というようなことは、一切考慮されていません。

こうしたことはビタミンCに限らず、すべての栄養素についていえることです。

同じものを食べていても、消化能力や遺伝的要因、生活習慣、ストレス度などによって、栄養素の体内有効利用率は個人個人ちがいます。個体差があるのです。

にもかかわらず、栄養推奨量においては、年齢と性別程度で若干の差があるとはいえ、他の要素はまったく考慮なし。

体に何のトラブルも抱えていない人の間で生じる栄養素の必要量でさえ、その差は 10倍以上とされるのに…。

これは例えば、1日1000mgのビタミンCで健康を維持できる人もいれば、10,000mgとらなければ、健康維持が難しい人もいるということです。

「ビタミンCを摂ったらコレステロールが下がった」と知人から聞いて、同量のCを摂ってみたけど、数値はまったく改善されない。

友達が、○○サプリメントをとったら  体調がすこぶる良くなり、お肌もピカピカだから、同じものを試してみたけど、なんの効果も感じられない…。

こうしたことは、個体差を考えればあたり前のことです。

万年くたびれていて、体がツライ、あっちが痛い、こっちが不調であっても、病気でなければ“健康”。そんな健康レベルであなたは満足ですか?

あなたの身体でどのような栄養素がどれくらい必要なのかをきちんと把握した上で、必要なビタミンをはじめとする栄養素をしっかり摂取する。これは、最高の健康、オプティマルヘルスを得るための大切な第一ステップです。

 オプティマルヘルスのために勧められている推奨量は?

最後に参考まで、日本でのビタミン類の推奨量と最高の健康、オプティマルヘルスのために推奨され、広く認知されている1日のODI (Optimum Daily Intake)を比較した表を入れておきましょう。この推奨量の数値は米国政府の推奨量ではなく、米国で自然療法のバイブルといわれる、"Prescription for Natural Healing" から抜粋したものです。なお、ODIでの推奨量は、年齢や体重によってかわってきます。

日本のビタミン推奨量と米国のオプティマルヘルスのための推奨量の比較表

まとめ 

  • 国のガイドラインは、基本的に、ミニマムヘルス(最低限の健康維持)のためのもの。
  • 栄養素の欠乏には段階があり、欠乏レベルが進むと体に悪影響がでる。
  • ホリスティック栄養学では、オプティマルヘルス(最上級の健康)を目指しての栄養摂取を推奨する。


あなたが最高の健康を手にいれ、いつもハッピーで、ありますように・・!